母親学級:前期編
参加してきました。
体重制限を思ったよりきつーく言われたのにしょんぼりしたのもあるんですが……
それ以上に、ちょっとした違和感を感じたんですよね。
まだましだった方からいきましょうか。
「妊娠のしくみ」
説明を軽く流されたので、ましと思えたのかもしれません。
あくまで自然妊娠を前提とした説明なので、体外受精/顕微授精までいくと「うーん…自分の場合はちょっと最初の方が違うんだよなあ」ぐらいは思いますね。
「この過程のどこかがうまくいかないと妊娠しないので、皆さん、この過程が全部うまくいってるってことですね」と助産師さんは何気なく仰ってましたが……。
母親教室でも自然妊娠なのか、不妊治療したのか、みたいな話はお互いにしないので、ここは引っかかってもさらっと流すが吉、かもしれません。
個人的に違和感特大だったのがこちら。
「妊娠中の栄養・生活」
まずは食事関連について。
減塩に慣れましょうとか、カロリーのこと、栄養バランスのこと、内容自体は別に違和感ないんですよ。むしろまとも。
でもね。説明時のスタンスが問題なんですよ。
「皆さんが自分や子供の料理を作るんですからね」
「ご主人に長いこと元気で稼いで頂くためにも……」
えっと、うん。
我が家はそうじゃないんだよなー。
料理を作る人は主に夫ですし、お外で稼いでくるのは私です。
仕事についても、おなかの無理を避けるという面では至極まともです。
ただ、小項目とその内容が問題でしたね。
- 家事→普段からやり慣れているものはOK…つまり妊婦がやる前提
- 共働きという項目はあるけど、夫が外で働いてる前提
- 買い物→助産師さんの説明が「妊婦自身が1人で買い物に行く」前提
なんか、こういうところで「男は外で稼ぐもの、女は家を守るもの」的なステレオタイプを感じるんですよね。
そもそも「母親学級」で妊婦本人だけが参加するものに対して、栄養の話が盛り込まれているあたりが……ね。
このへんの説明を聞きながら、終始「う、うぅん……」と煮え切らない気持ちになっておりました。
せっかくなので、家事・仕事・買い物については我が家の実態もオープンにしておきましょうか。
- 家事→やりたいこと、やる必要のあることを一緒にやる
- 仕事→内容的に立ち仕事や(荷物7~8kg持っての)移動が多いのは(ある程度)仕方なし。職場にはママさんが多いので色々ご配慮頂いています
- 買い物→軽いものは自分で行くこともあるけど、夫と一緒に買い物の方が多い
我が家の実態を書き出してステレオタイプな妊婦さんと比較してみると、
- 家事に伴う体力的な負担は少ない(そりゃそうだ)
- 仕事での負担は人それぞれ。但し経済的な面を考えざるを得ないので、精神的な負担は大きくなりやすい→心のゆとりを保つのが大事
- 仕事の内容にもよるけど、デスクワークが多いと運動量が相対的に減るので、意識して体を動かす必要あり
(私の場合、仕事での運動量は移動である程度賄えるだけに、産休に入ったら本当に意識を高く持たないとヤバイ) - 食事のカロリーや塩分のコントロールについては夫婦ともに学ぶ必要あり
(食事を作る人が無知だとどうしようもない)
ってところでしょうか。
今後の生活で感じたことがあれば、改めて書くことになるかと思います。