ぷえるとりこのうめごよみ

アラフォー夫妻(主夫+働く妻)の妊活や日々の暮らしなど。

近況:ダブルケアになるかも? ついでに母について。

しばらく更新が途切れております。すみません。
というのはほぼタイトルの通り*1

隣県に住む私の母がこの度、介護保険の申請をしたとのことで。
現在審査中らしいのですが…
地域包括支援センターが年度末で担当者交代らしく、新担当者さんを母に引き合わせないといけなかったりします。

といってもここに母の話はほとんど書いてこなかったので、この機会に。

私から見た母

小さい頃はよく怒られた記憶があります。
事あるごとに「出ていく」「出ていけ」など言われた記憶がありますし、何かと世間体を気にしていた*2ように思います。
また、口癖として「女の子だから○○(お手伝いなど)しなさい」「女の子なのにだらしない」など、当時の人*3としては普通の感覚なのかもしれませんが、私から見たら違和感&納得いかない極みな発言がありました。
それと、家庭内は円満の仮面をかぶった不和というか、いざこざというか…が絶えない印象で、父がいることで何とかつながっている感じでした。

私には年齢の離れた*4兄と姉がいますが、どうやらこの2人は前妻さんとの間に産まれたらしく、そのせいもあってかいまひとつぎくしゃく。
私にとって兄や姉は「たまに帰ってくる人」でした。
そして、何かあれば「あんただけはまともに育ってほしい」「あんただけは…」というのもお約束。
なかなかに重荷でした。

母の「一人娘への愛」は彼女の中で心配に変わり、そして私への拘束・支配という形でそれを表現してきました。
息子を持った今でこそ「母なりの精いっぱいの愛で、でもその形はいびつで、表現も下手で、こうなったんだろうなあ」と見る目がついたのですが、まぁ受け取る側の娘としては迷惑この上ないですね。
いわゆる「毒母」ってやつです。

高校生までは「誰と遊びに行く」なども厳しく管理され、年賀状もすべて親が先に読んでました。封書も開封されてる方が圧倒的に多かったですね。

大学時代は(家から片道2時間かかるにも関わらず)門限10時*5
一人暮らししても合鍵を作るのは当たり前、何なら連絡なしで私の住まいに侵入し、勝手にお片付け。
なんなら「親展」郵便ですら「親が見るもの」と、私が成人してから*6も平気で開封してましたね。
ああ、それと。
突然でっかい机(新規購入、組み立て式)が送られてきましたね。
机なんてなくても何とかなるのに…しかも組み立て式とか一人暮らしでどうすんの。

社会人になったのを機に、住民票を移し引っ越しをしたら…
相変わらずアポなしで訪問し、私が買い物に出た間に勝手に合鍵作られてました。
色々な服(私の趣味にはことごとく合わない)が送られてきたり、こたつ*7が送られてきたり。
まぁこたつはいいとして、諸々自分の都合だけで突っ走っちゃう系母でした。
それは結婚の時もそうで、実家にあえて置いたままにしていた箪笥が送られてきたり…いやそれむしろ実家にあってほしかったんですけど。

って、私の希望と違う場合「せっかくあんたのためを思って○○してあげたのに!」と逆上するので、そのやり取りを幾度となく繰り返した私はこう思うのです。
「うん、言うだけ無駄やな」

で、結婚後。
最初はうちの夫も「ちょっと心配症だけどなんてことない」と思っていたようです。
しかしその認識を一新する出来事が発生。
私がインフルにかかったのを知った母「じゃあ明日お見舞い行くわ。私は予防接種打ってるから大丈夫」と、こちらがお断りするのも聞かず強引にやって来ました。
そして翌日から夫もインフル陽性。夫婦でお布団とお友達してました。
当然、電話がかかってきてもろくに出られない状態です。
さらに翌日。うちに警察がきました
警察さん「お母様が、こちらに連絡がつかないと仰るので…」
いやアンタ2日前に来たばっかでしょうに。それにこっちはインフルで死んでるんですけど?

なのに、自分自身が電話に出られないで連絡がつかないと言い訳ばかり。
こちらの事情は知ったこっちゃないのにね。
この警察事件から、夫も私が母と距離を取りたいというのを理解してくれた模様。

まぁここには書けないような修羅場も数々ありましたが、基本的にこういう母です。
根っこは極度の寂しがりで構ってちゃんだと思われますが、自覚が皆無なだけに娘への粘着・依存が激しすぎるんですよ。

母の認知症を疑うようになったけど…

それは私の妊娠後。
「あんたのことは何でもお見通しよ!」と小さい頃から言い続けてきた母が、なんと私の妊娠に気付かない
「あんた太ったなー。ちょっと痩せなアカンで」と腹をポンポン。
いやその腹は10月(予定日)まで痩せる予定ないですけど?
びっくりしたのが半分、妊娠してるの言っても却って面倒だからいいや…が半分。

さらに、アポなしでおうち突撃などお手のものだった母が、神戸の親族の家に行くのに「どうやって行くの? 教えて?」と言い出した。
乗り換えとか今まで普通にこなしてたやんな??
ついでに待ち合わせの日時も、自分で指定したにも関わらず間違える。
何なら私は朝9時と聞いたのに「お母さんは昼1時って言うたで?」と非を認める気ゼロ。
まぁ非を認めないのは昔からなので置いといて、自力で乗り換えできないのは何か変。

さてこの辺で*8「おかん認知症になったかもなぁ」と思ったわけですが。
実家はモノ屋敷と化しており、妊婦の腹が閊えるので入れない。
出産後も当然、子供さんにとっては危険以外の何モノでもない。
そして私はフルタイムで働いている。
有休は産後の子持ち生活のために温存したい。
Q. 私にとって優先するべきは…?
A. 夫と子供さん!(即答)
ってなわけで、この時点では特に何も動いていませんでした。

その後の動き

最初に動きがあったのは昨年の年末頃。
実家のある自治体の、地域包括支援センターの方から我が家にお電話がきました。
どうやら市の高齢者見守り事業か何かで引っかかった様子。
そこで特定健診も受けていないことが発覚。
まあ、あの実家だと健診のお知らせも埋まって出てこないだろうなぁとは思ったのですが…。
私が新生児抱えてるので実家近辺まで動けないことをお伝えした上で、担当者さんに「まずは特定健診を受けられるように」手配頂くこととなりました。

で、割と最近、再びお電話がきました。
一言でいうと「地域包括支援センターさんが割と有能だった」に尽きるんですが。
母の介護保険の申請をしたとのこと。
主治医から「内科的には問題ないが、認知機能に問題あり」という診断も出たらしく。
介護保険申請時の面談でもちぐはぐな受け答え*9があったらしく。
審査の結果により要介護や要支援がついたら、本格的にヘルパーさんやらデイサービスやら…って話になるようです。
その「審査結果」がわかるの、私の誕生日頃なんですよね……めんどっ

という感じで今に至るわけです。

 

ダブルケアといっても、私の中で優先順位ははっきりしています。
母まで抱え込むのは正直無理というか、夫と子供さんとの生活だけでもいっぱいいっぱいなので、地域包括支援センターさんには今後も目いっぱいお世話になるだろうなーと思います。

こちらの話も、動きがあれば少しずつ書いていきますね。

*1:保活も申請書提出まで済ませたりしてますが…その話はまた別記事で!

*2:でもこれは現在進行形かも?

*3:終戦時、教科書に墨を塗ってた世代です

*4:それこそ20歳近く…

*5:なお、門限より遅れる場合は事前連絡しないと1分おきに電話がくる。事前連絡しててもちょっと電車が遅れたらそれだけでやっぱり1分おきに電話が…

*6:成人する頃に一人暮らしを始めたので、当然これは連絡なしの住居侵入後の話です…

*7:なんと旅行先の大型スーパーで購入

*8:エピソードは他にもありますがとりあえず省略

*9:例としては「今の季節は?→冬」「じゃあ何月?→10月」など